石原ケミが2年半ぶり上場来高値 株式分割の発表で買い加速

20191231神戸株ワッペン

終値 2511円 +47円(+1.91%)

 18日の東京株式市場では、ハンダめっき液大手の石原ケミカル(4462)が続伸。一時は前日比126円高の2590円まで上昇し、2018年1月30日以来およそ2年半ぶりに上場来高値を更新した。取引時間中である午後2時に、9月30日の1株を2株に分割する株式分割を発表したのをきっかけに、買いが加速した。市場で流通する株式が増加することで、流動性が向上することなどへの期待感が高まった。

 同社株は7月29日に2021年4〜6月期の決算発表以来、上昇基調を強めていた。連結純利益は前年同期比2.5倍の5億3300万円と、4〜6月期としては過去最高。パソコンやサーバーなどの需要拡大が引き続き追い風になっている。22年3月期の連結業績予想は据え置いたが、高速通信規格「5G」に関連した需要増などで恩恵を受けるとの見方から、市場では今期の収益上振れ期待も浮上していた。

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