斎藤兵庫知事、東京五輪「外出の機運は否定できない」「兵庫勢の活躍うれしい」
- 2021/08/11
- 00:16

兵庫県の斎藤元彦知事(写真=兵庫県が配信した動画より)は10日の定例記者会見で、8日に閉幕した東京五輪について、そろって金メダルを獲得した「柔道の阿部きょうだいも含め、多くの兵庫県勢が活躍したことが大変うれしいし、ほこらしいし、県民の1人としてお疲れさまでしたと伝えたい」と語った。新型コロナウイルスの感染対策については「100%ではないかもしれないが、無事に終わってよかった」と述べた。
東京五輪の開催期間中に、全国で感染者数が増えたことについては「オリンピックという国民を高揚させるイベントをやっている状況があるので、一定の外出をしようという機運ができたことは否定できない」と指摘した。ただ感染者数の増加については「それよりも夏休み、お盆の時期で、人の流れがかなりできてきたのが大きな要因かなと思っている」と述べ、8月中旬にかけて感染対策には一層の呼びかけが必要になるとの認識を示した。
このほか記者会見では、前知事がトヨタ自動車(7203)の高級車「センチュリー」を導入して批判を受けた知事公用車について「調整中」とした。現在は県が所有するトヨタのミニバン「ヴェルファイヤ」を使用しているが「職員用の車なので、いつまでも使い続けるのは難しい」という。新たな公用車を導入する時期は未定だが「ワンボックスの同じような車になればいいなと」との意向を述べた。
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