トレーディアの4〜6月期、最終黒字1億1700万円 輸出回復など追い風

20210807トレーディア決算

 港湾運送のトレーディア(9365)が発表した2021年4〜6月期の連結決算は、最終損益が1億1700万円の黒字(前年同期は3000万円の赤字)だった。海外での生産回復に伴う国内からの設備や部品など、輸出貨物の数量回復が追い風になった。コンテナ不足を背景とした混載便や航空便の需要増に加え、海上運賃の上昇も寄与した。台湾、インド向けの輸出が増えたほか、アジアから北米向けの日本を経由しない輸送も堅調だった。

 売上高に相当する営業収入は前年同期比41億円、営業損益は6100万円の黒字(前年同期は7500万円の赤字)になった。事業部門(セグメント)別の営業収入は、輸出貨物を国内輸送する「輸出部門」が前年同期比21%増の6億9300万円、輸入貨物を国内輸送する「輸入部門」は衛生資材の取り扱い一服などで4%減の12億7000万円、混載事業など海上輸送や海外事業の「国際事業」は39%増の21億8400万円だった。

 22年3月期の連結業績予想は据え置いた。純利益は前期比12%減の9500万円を見込む。すでに純利益や営業利益は4〜6月期で通期予想を上回った。だが海上運賃市況の先行きが不透明であるほか、輸入の動向も見極めが必要として、修正を見送った。

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