バンドーの4〜6月期、純利益19億円 国内外で自動車生産が回復

20210806バンドー

 伝動ベルト大手のバンドー化学(5195)が6日発表した2021年4〜6月期の連結決算(国際会計基準)は、純利益が2.2倍の99億円だった。新型コロナウイルスの感染拡大で前年同期に停滞した国内外の生産活動が回復したのを背景に、増収効果が寄与した。特に主力の自動車部品事業が大幅に回復したことの寄与が大きかった。

 売上高に相当する売上収益は前年同期比32%増の230億円、営業利益は27倍の23億円になった。事業分野(セグメント)別の売上収益は、自動車部品事業が67%増の100億円、産業資材事業は10%増の84億円、高機能エラストマー製品事業は24%増の34億円だった。セグメント別の損益では前年同期に赤字だった自動車部品と高機能エラストマーでは、黒字を確保した。

 22年3月期の連結業績予想は据え置いた。純利益は前期比14%増の45億円を見込む。足元ではおおむね想定の範囲内で推移したが、今後は半導体不足による自動車生産への影響などを見極める必要がありそうだ。

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