川重が反発 今期最終黒字190億円に上方修正で、買い一巡後は伸び悩み
- 2021/08/05
- 19:19
5日の東京株式市場では川重(7012)が反発。一時は前日比128円高の2453円まで上昇した。売買高は339万株と3月12日(348万株)以来ほぼ5カ月ぶりの水準に膨らんだ。東証昼休み時間中に2022年3月期の連結最終損益が190億円の黒字(前期は193億円の赤字)になりそうだと発表した。従来予想の170億円から上方修正し、黒字幅が拡大するのを好感する値動きになった。
ただ7月13日に付けた直近高値の2459円に近づくと、戻り待ちの売りが増えた。買い一巡後は大きく伸び悩み、むしろ上値の重い印象が残ったとの指摘もある。株価が一段の戻りを試すには、「民間航空機のエンジンや、機体などの需要が回復する時期を見極め、本格的な収益回復を確認したい」といった見方は依然として根強いようだ。
▽関連記事
- 関連記事
-
- 住友ゴム、今期純利益57%増に上方修正 海外で高採算タイヤに需要 (2021/08/05)
- 神戸製鋼、今期純利益72%増に上方修正 原料高も鋼材販売の数量増で (2021/08/05)
- 川重が反発 今期最終黒字190億円に上方修正で、買い一巡後は伸び悩み (2021/08/05)
- 日経平均反発、終値は2万7728円 前日比144円高 (2021/08/05)
- 川重、今期最終黒字190億円に上方修正 海外向け2輪車の好調で・中間20円配 (2021/08/05)
広告