(動画)斎藤知事が就任式 「新県政推進室」設置表明、職員に「お願い3つ」



 1日付で第53代の兵庫県知事に就任した斎藤元彦知事の就任式が2日午前、県庁舎の芝生広場で開かれた(動画)。あいさつした斎藤知事は、20年ぶりに交代した知事のもとで新たな県政運営について方針を打ち出す「新県政推進室」を設置する意向を表明。「県庁の中でハレーション(悪影響)や対立を生むものでは決してない」と強調。「20年ぶりの大きな県政の交代のときだから、やはり一定の推進力を出すため」と目的を説明した。

 斎藤氏は「県民のみなさんの大きなご期待に沿って、新しい兵庫県、県政を新しいものにしていくということを一歩一歩、みなさんと一緒にやらせていただきたい」と抱負を語った。職員に対しては「お願いしたいことが3つ」と訓示。「県民にしっかり寄り添って、丁寧に声を聞き、どうすれば解決できるのか1人1人考えてほしい」「行政とNPOや企業などが連携するために、県庁外のネットワークを積極的に作って、さまざまなアイデアや知恵を取り入れられるオープンな組織風土になってほしい」「自信を持ってやっていただければ」と望まれる県職員像について触れた。

 東日本大震災後の2013年7月に宮城県へ出向した際、応援として派遣された兵庫県職員と接する機会があり、兵庫県職員には「優秀な方が多いと感じていた」という。さらに「何よりも大事なのは、県職員のみなさんと私がワンチームになって仕事を進めていくということ」と語る。新県政推進室もその一環だ。「レクや会議、あいさつもできるだけ短くして、空いた時間によりクリエイティブな仕事をやっていただきたい」と強調した、斎藤知事の最初のあいさつは約10分間だった(動画はノーカットで収録)。

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