神戸製鋼、線材・棒鋼を2カ月ぶり値上げ 9月出荷分から・昨年来で3.5万円以上

 神戸製鋼所は2日、自動車部品などに使う線材と棒鋼の価格を1トン当たり2万円以上引き上げると発表した。9月出荷分から。同社が線材・棒鋼を値上げするのは、7月出荷分に1トンあたり5000円の値上げを打ち出して以来2カ月ぶり。2020年10月出荷分に1トン当たり1万円の値上げを実施して以来、累計で3万5000円以上の値上げになる。今後は問屋やメーカーなど販売先に説明して理解を求め、値上げを浸透させる。

 鉄鉱石や原料炭などの原料価格が大幅に上昇したうえ物流費用などのコストが一段と上昇し、自助努力だけでは吸収できないと判断した。さらに主力の販売先である自動車の生産は引き続き堅調で、さらに建設機械や産業機械の需要も回復と、需要が高水準で推移すると見込む。加えて老朽化設備の更新などに必要になる、再生産を可能にするためのマージン改善も必要とみて、一段の値上げを決めた。

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