ワールドが秋冬物で「動く展示会」 小型トラックで訪問、営業の強み生かす

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 アパレル大手ワールド(3612)傘下のワールドアンバーは7月下旬、小型のトラックに秋冬物の新作と展示棚を搭載して各地の専門店を直接訪れる「動く展示会」(写真=ワールド提供)を開催した。7月20日には淡路市、同27~29日に宮崎県、佐賀県、福岡県、広島県と巡回し、合計約10店舗を訪問。同行した営業担当者2人が、得意先の専門店と直接応対しながら秋冬物の商品を紹介し、今秋に向けた受注の機会を作った。

 従来は年に2回、神戸と東京に展示会場を設けて春夏物と秋冬物の新製品などを紹介し、訪れた専門店の注文を受け付ける「受注会」を開いていた。ただ新型コロナウイルスの感染拡大で大規模なイベントができない中、同社の受注会も開催を控えている。それでも実際に商品を確認し、素材の印象や着心地を確認したいとの声が多く、これに対応する方法としてワールドが商品を持参する「動く展示会」を考えた。

 今回、持参した商品はワールドアンバーが展開する婦人服ブランド「コルディア」「インテレクション」「ルイシャンタン」「スチェッソ」の新作を100着、さらに「美と健康」をテーマに選んだファッション・ライフスタイル雑貨を100点の合計200アイテムだ。専門店の軒先を借りて展示会を開催することで、専門店の仕入れ担当者に加え、専門店を訪れた消費者も密集せずに新作に触れる機会になったという。

 今回受注した商品は、秋物として販売する時期に合わせて各店舗に配達する。直接店舗を訪れることで、顧客のニーズをより細かく把握できたうえ、品ぞろえやブランドの魅力を引き出す展示、店内の商品配置などもアドバイスできた。強みの対面営業を生かせる機会になったと手応えを得た。ワールドアンバーでは今後、展示会方式の受注会を再開しても「動く展示会」を継続し、専門店を直接訪問する機会にしたい考えだ。

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