GセブンHDの4〜6月期、純利益7%減 出店・改装費用など増加で

20210731GセブンHD決算

 「業務スーパー」「オートバックス」の加盟店を展開するG-7ホールディングス(7508)が30日に発表した2021年4〜6月期の連結決算は、純利益が前年同期比7%減の11億円だった。業務スーパーの長崎多良見店(長崎市)や西野店(札幌市西区)がオープンするなど新規出店や改装の費用が膨らんだのが影響した。同社は今期、全業態で49店舗の新規出店を計画している。

 売上高は3%増の410億円、営業利益は11%減の15億円になった。売上高は新規出店による増収効果が押し上げた。前年同期に新型コロナウイルスの感染拡大を受けた「巣ごもり消費」で業務スーパーなどの売り上げが伸びた反動減を、新規出店で吸収した。新規出店は新型コロナの緊急事態宣言などの影響を受けず計画通りに進み、売上高と出店費用が同時に伸びる形になった。

 22年3月期の連結業績予想は据え置いた。純利益は前期比3%増の50億円の見通し。6月までの進捗率は23%になった。

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