アサヒHDの4〜6月期、純利益33%増 貴金属価格の上昇が追い風

20210728アサヒHD決算

 貴金属リサイクルのアサヒホールディングス(5857)が発表した2021年3月期の連結決算(国際会計基準)は、純利益が前年同期比33%増の48億円だった。貴金属リサイクル事業では、国内回収量がほぼ前年同期並みだったが、金、銀、プラチナ、パラジウムと取り扱う貴金属の価格がそろって上昇したことで、増収効果が増益につながった。環境保全事業では回収量が回復し、処理単価の引き上げもあって前年同期並みの収益を確保した。

 売上収益は29%増の504億円、営業利益は32%増の69億円だった。セグメント別の売上収益は、貴金属事業が32%増の462億円、環境保全事業が2%減の41億円になった。貴金属リサイクルでの回収量は、スマートフォンなどの生産が活発だった電子部品や、買い替え需要が目立った自動車部品などからの回収が増えたという。デンタル(歯科治療)からの回収は、電子部品や自動車と比較すると伸びは鈍かった。

 22年3月期の連結業績予想は据え置いた。純利益は前期比29%減の182億円を見込む。4〜6月期の純利益の進捗率は27%になった。業績予想の前提になる貴金属価格について「直接的には開示していないが、通期予想を発表した4月下旬ごろの価格を使っている」(企画部)としている。

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