兵庫県、国の来年度予算に「UNOPS支援」「関西版フラウンホーファー」など要望

 兵庫県は26日、政府の2022年度予算に対する要望をまとめたと発表した。「新型コロナウイルス感染症対策」「安心安全な兵庫づくり」「兵庫五国の交流新展開」「兵庫の強みを活(い)かした産業の育成」「多様な人材の活躍」など7分野で、89項目の要望を設定した。経済に関わる分野では、国連プロジェクトサービス機関(UNPOS)が神戸市に開設したスタートアップとの連携拠点への支援策設定や、関西広域連合が推進している中堅中小企業の研究開発支援体制の整備(関西版フラウンホーファー)に向けた支援などを今回、新たに盛り込んだ。

 まずは井戸敏三知事が東京へ出向くなど、現体制の兵庫県で必要になる施策をまとめて、各省庁での概算要求の検討に間に合わせる。26日の定例記者会見で井戸知事は「まずはこれで各省に(予算要望を)提出するが、(8月1日に就任する)新知事のもとでさらに検討してもらって追加的な対応が必要ならば、8月早々に追加的な対応をしていただきたい」と話した。

 22年度の国家予算を巡っては、財務省の基本方針を7月7日の閣議で了解。要求期限は「8月末日の期限を厳守」としている。

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