神戸市の王子動物園で「再入園」試行を開始 近隣飲食店など使いやすく

20200519王子動物園

 神戸市立王子動物園(神戸市灘区、写真=資料)では26日、「再入園制度」の試行を始めた。午前中に動物園を訪れた来園者が近隣の飲食店で昼食を摂り、再び動物園を楽しみたいといった声が増えていたことに対応する。王子動物園の来園客が近隣の店舗を使いやすくなることで、利便性向上に加え、地域の活性化や、にぎわいづくりにも寄与すると判断した。動物園を含む王子公園全体の再整備なども見越し、より地域に密着した動物園をめざす。

 王子動物園では、「パンダ豚まん」などを提供するレストランと、オリジナルのカレーを提供する店舗の2カ所が園内の飲食店だ。ただ、JR灘駅と動物園を結ぶ道路沿いや、水道筋商店街方面などの「近隣の魅力的な店舗も利用したい」との来園客の声が多かったという。これまで来園者が駐車場に忘れ物をした場合など、例外的に再入園を認める場合があったが、制度化して来園者が近隣店舗などの利用後に再入園できるようにする。

 入園者がいったん外出して再入園したいときは、正面の出入り口で申し出て、再入園用のカードを受け取ってから外出する。再入園する際には出入り口でカードを返却すると同時に、利用状況のアンケートを兼ねて「利用時間」「利用人数」「利用目的」を記入する。「利用状況によっては、このまま本格実施につながる可能性もある」(動物園の広報担当者)という。

 入園料金は大人が「1回600円」(団体割り引きあり、中学生以下は無料)と、神戸市が条例で定めている。再入園の制度化で「1日600円」などと条例改正の必要があるかも含め検討を進める。王子動物園の3〜10月の開演時間は午前9時〜午後5時(最終入園午後4時半)。祝日を除く毎週水曜日は休園だが8月11日は臨時開園する。ただ例年夏の開園時間延長「トワイライトズー」は開催しない。

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