アシックスがオンライン観戦イベント バレーボール選手「秘話」聞きながら観戦

20210724アシックスREDスタジアム

 アシックスは24日、無観客で開催している東京五輪のバレーボール男子日本代表を応援する、オンライン観戦イベント「チームRED」を開催した。同社が開催する東京五輪オンライン観戦イベントの第1弾で、バレーボール男子日本代表にとっても初戦のベネズエラ戦。テレビ会議システムの「ZOOM」を活用し、バレーボール元日本代表の江畑幸子さんの解説、元レスリング選手の吉田沙保里さん、元サッカー選手の丸山桂里奈さんと本並健治さんのトークを聞きながら観戦した。参加者は、日本代表を応援するダンスのコンテストに参加ができるという双方向の観戦イベントとした。(写真は応援ポーズで記念撮影する参加者ら=アシックス提供)

 テレビ会議システムには日本代表の藤井直伸選手と李博選手が所属する東レアローズのチームメイトや、大塚達宣選手が所属する早稲田大学の松井泰二監督、西田有志選手の出身校である海星高校(三重県四日市市)に在学中の後輩らも接続。司会の高森浩二さんが順次インタビューした。「李選手はロッカーが隣の選手のジャージを、自分のものと間違えてしばしば持って帰る」「藤井選手はブロックで(相手の攻撃を)止めたときのドヤ顔がすごい」といった、チームメートならではの「秘話」が打ち明けられていた。

 このほかアシックスのシューズ開発などを担当する吉田慎平氏と脇田大樹氏が、選手が使う靴について説明した。西田選手は高く飛ぶことに焦点を絞った「メタライズ」を着用。走り高跳びで飛び上がる瞬間の原理を応用するなどで調整した結果、ジャンプの高さが平均3%と向上したという。守備でも活躍が求められる石川祐希選手や高橋蘭選手は、素材が柔軟な「スカイエリートFF2」を着用し、幅広い場面で動きやすくした。シューズの色は、すべての競技に共通して朝日をイメージした赤「サンライズレッド」を採用したことも示した。

 結果は日本が3セット連取で快勝と、幸先のよい結果になった。今回は日本代表選手のチーム関係者や学校関係者らなど約60人が参加。日本が勝ったこともり、多くの参加者は観戦イベントを楽しめた様子だった。アシックスは次回、五輪関連商品を購入した300人を対象として、8月4日に卓球女子団体準決勝を観戦するオンライン観戦イベントを開催する。「離れていても一緒に応援できる」を掲げて引き続き、応援の一体感醸成などに力を入れたい考えだ。

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