神戸空港、6月の旅客数は前年比73%増 19年6月比で65%減 

 空港運営会社の関西エアポートグループが21日発表した6月の神戸空港旅客数は、前年同月比73%増の9万758人だった。兵庫県を対象にした新型コロナウイルスの緊急事態宣言は6月20日で解除されたが、その後も航空需要の戻りが鈍かった。旅客数は前年こそ上回ったが、19年6月(26万2527人)との比較では65%減と、依然として低水準で推移した。

 各社とも減便もあって提供座席数を通常ダイヤ比で削減したが、利用率(提供座席数に占める有料搭乗客の割合)は低迷している。方面別でみて最も高い羽田便でも59.8%と、平均すれば4割が空席という計算になる。現在も5月23日から現在まで緊急事態宣言が継続している沖縄県の那覇便は24.7%と、最も低かった。下地島便も25.8%にとどまった。
 
 旅客便の発着回数は1965回と前年同月に比べ42%増えた。

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