神栄、子会社工場で「IATF16949」認証取得 自動車向け品質管理の国際規格

 老舗商社の神栄(3004)は15日、同社傘下で電子部品などを製造する神栄キャパシタ(神戸市中央区)が、自動車産業向け品質管理システムの国際規格である「IATF16949」を取得したと発表した。神栄キャパシタが長野工場(長野県東御市)で生産する電子部品「プラスチックフィルムコンデンサー」の設計および製造についてが認証の対象。同社で生産する製品が、自動車部品に求められる厳しい品質基準をみたしていることを象徴的に示す。

 神栄グループの電子部品部門では、すでに普及している品質管理システムの国際規格であるISO9000シリーズ取得し、製品の品質を管理してきた。この規格をベースにして国際自動車産業特別委員会(IATF)が制定・管理する規格が「IATF16949」だ。国内外の多くの自動車関連メーカーが、部品を調達する際に基準にする。神栄キャパシタは認証取得を機に、同社のプラスチックフィルムコンデンサーが、電気自動車(EV)の充電システムの部品として使われることをめざす。

 これまで自動車向けでは、エアコンなどに同社のプラスチックフィルムコンデンサーが採用されたこともあった。ただ今後はEVや、家庭用電源で充電できるプラグイン・ハイブリッド車(PHV)などの普及で、自動車の駆動に直接かかわる部分でもコンデンサーの需要は伸びるとみる。今後もさまざまな電子回路用フィルムコンデンサーの製造に力を入れ、車載分野への進出を本格化する考えだ。

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