関西広域連合、JR西日本のダイヤ改正で要望 地元自治体への十分な説明など

20210713JR要望書

 関西広域連合は13日、JR西日本(9021)が21年10月や22年春に計画しているダイヤ改正について、できるだけ減便を避けることなどを申し入れた。広域連合長の仁坂吉伸・和歌山県知事が大阪市北区にあるJR西日本の本社を訪れ、同社の長谷川一明社長に要望書を手渡した。(写真は要望書の複製=関西広域連合提供)

 要望書では、ダイヤ改正前には地元自治体に十分な説明や周知、協議の場を設けるなど理解を得られるよう求めた。加えて経費削減のために減便以外の方法を検討したうえで、減便する場合でも利用者の利便性を考慮することを要請。さらに感染収束後は、減便した列車を速やかに復活させることなども要望に盛り込んだ。

 JR西日本は5月19日に、10月をめどに15年ぶりとなる秋のダイヤ改正を実施すると発表。新型コロナの影響で利用が落ち込んでいる区間について、運行本数を見直してコスト削減を急ぐ。近畿圏ではJR神戸線では須磨〜西明石、山陽線の姫路〜上郡、赤穂線の相生〜播州赤穂など6線区で約60本を削減する方針を示していた。

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