神戸市、映画館に最大150万円を支援 集客キャンペーンを補助

 神戸市は、同市内の映画館が実施する顧客創出に向けたキャンペーンを支援する。8月1日〜2022年3月31日までに開催する事業について、1館あたり最大150万円の補助金を支出。応募の受け付けを9日に始めた。11月30日まで受け付ける。21年度に新設した文化支援制度の一環で、「神戸の映画文化の持続的な事業継続および発展」をめざす。

 新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、緊急事態宣言の期間中に映画館は臨時休業を迫られたほか、営業を再開しても従来のような集客が難しいのが現状だ。このため業界団体が示した感染拡大防止のガイドラインを守ったうえで、各館が工夫をこらして集客を目的としたキャンペーンを展開する際に補助することで、映画館の存続を支援する。

 事業例として若年層限定の優待や、自館で使用できるプレミアム付き金券の発行、割り引きがあるセット鑑賞券、来館者プレゼントなどを挙げる。パソコンやカメラの購入など目的外使用が可能な物品の購入費用などは補助の対象外だが、原則として費用全額を補助する。申請書など必要書類は神戸市のホームページに掲載。申請は電子メールのみで受け付ける。

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