神戸・三宮の路線価、4年連続上昇の320万円 三宮再開発などが支え

 国税庁は3日、相続税や贈与税などの算定基準にする路線価の2017年分(1月1日現在)を発表した。神戸市の最高地点は中央区三宮町1丁目で、前年比40万円上昇の1平方メートルあたり320万円だった。同地点の上昇は4年連続。

 訪日外国人観光客の増加によって、大阪都心部や京都繁華街などの上昇に連動して上昇が続いたとみられる。景気回復や低金利なども引き続き追い風だ。さらに三宮再開発への期待感も地価上昇の支えになったとの見方が多い。

 もっとも米国での利上げや長期金利上昇などを背景に、世界の地価は上昇が一服している。不動産関係者の間では東京都心の地価も上昇の勢いが鈍っているとの声は多い。このため神戸・三宮の地価が今後も上昇が続くかは微妙な情勢になっている。

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