アシックス、五輪「1都3県無観客」も業績予想変えず 「海外足元で好調」とも

 スポーツ用品大手のアシックス(7936)は9日、23日に開会式を控える東京五輪を巡り、東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県の会場では無観客で開催するなどの開催方式が変更になったのを受けて「業績予想の変更はない」との見通しを発表した。同社は2021年12月期の連結業績予想について幅を持たせた予想を開示したが、ここに「当競技大会の無観客での開催を含めた各シナリオの影響を考慮している」としており、今回のケースも織り込み済みであることを改めて示した。加えて「海外主要地域での足元の売り上げが好調」とも明らかにした。

 同社は東京五輪・パラリンピックの上位スポンサーである「ゴールドパートナー」になっている。21年12月期の連結営業損益が115億〜135億円の黒字(前期は39億円の赤字)になる見通しを5月13日に示していた。

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