アシックス、競技データと動画を同期 東京で9月まで無料レンタル

20210701TUNEGRID実用化

 スポーツ用品大手アシックス(7936)は、スポーツの競技データや日々の運動習慣を記録し、分析することができるデータ統合システム「TUNEGRID(チューングリッド)」を実用化し、一般向けでの利用を開始した。6月16日から同社が指定管理者に参画する「豊島区立南長崎スポーツセンター」(東京都豊島区)でレンタルを開始。体育館や競技場の利用者に貸し出す。9月15日までは無料だ。(写真は記録中の様子=アシックス提供)

 TUNEGRIDは、小型センサーを内蔵したシューズ、スマートウオッチ、ビデオカメラなど多様な測定ツールから得た運動のデータを一元的に蓄積。集まったデータを多角的に分析できるようにした。日々の運動習慣のほか、プレーの特徴や個人の運動量の傾向なども可視化して、運動不足の解消、ケガの防止、さらには競技力向上にもつなげる。JVCケンウッド(6632)のスポーツ向けビデオカメラと連携し、データと動画の同期もできる。

 南長崎スポーツセンターではJVCケンウの「teamnote CAM」(チームノートカム、型番GY-TC100)と三脚など付属品とともに、TUNEGRIDをインストール済みのタブレット端末を貸し出す。チームスポーツの対戦を記録、撮影することで、たとえば失点した場面の動きを細かく確認するなど試合の流れを振り返り、次につなげられる。実証実験ではハンドボール、バレーボール、スカッシュ、テニスなどの試合の記録に成功した。

 こうした試合を細かく記録する取り組みは2015年に始まり、6年越しで開発を続けて一般の利用まで漕ぎ着けた。今後はクラウドサーバーを活用し、TUNEGRIDで記録したデータや映像を複数の人で共有し、遠隔コーチングや遠隔観戦といった新たなスポーツへの取り組み方に展開したい考えだ。次世代通信規格を使った構内ネットワーク「ローカル5G」の活用を前提に、三木防災公演(三木市)への導入も予定。遠隔コーチングの実証実験を始める。

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