井戸兵庫知事、土日の酒類提供禁止は見直さず 新規感染4人「宣言終盤の成果」

2021/06/28 17:02 見出しの一部を変更しました。

20210628井戸知事会見

 兵庫県の井戸兵庫知事(写真=兵庫県が配信した動画より)は28日の定例記者会見で、飲食店に土日の酒類提供を禁止ていることについ見直す考えはないか、との質問に「特にない」と述べた。28日の新型コロナウイルスの新規感染者は4人にとどまったが、「土日の人出は増えているとみられ、昼飲みなどが始まるとリスクの高い場面も増えてくる」と指摘。「やはり『まん延防止等重点措置』の期間は協力いただきたいと考えている」と語った。

 井戸氏は足元で新規の感染者数が減少していることについて、「緊急事態宣言の終盤の成果」との認識を示した。実際に感染してからPCR検査などで、感染が判別できるようになるまで約2週間かかることを改めて指摘。さらにその「次の1週間に入らないと『まん延防止』の結果がどうなのか評価しにくい」と話していた。

 兵庫県は神戸市や阪神間、姫路市など15市町をまん延防止等重点措置の実施地区として、飲食店による酒類提供を平日は午後7時までに制限、土日祝は実質的に禁止している。

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