神戸医療産業都市、新型コロナのワクチン職域接種 T-ICUが接種

20180831神戸医療産業都市

 神戸医療産業都市推進機構(神戸市中央区)は23日、ポートアイランド第2期企業自治協議会、神戸商工会議所と共同で新型コロナウイルスのワクチンの職域接種を実施すると発表した。ワクチン接種に関する地域の負担を軽減し、接種のスピードを上げるのがねらい。神戸市が実施しているワクチン接種に影響しないよう、接種に使う会場や、予診や接種を担当する医師らを独自に確保する。(写真は神戸医療産業都市=資料)

 接種の対象者や約4500人になるという。ポートアイランド第2期地区にある神戸医療産業都市には、理化学研究所や神戸大学などの研究機関や医療関連企業など370団体が進出している。このほか同地区にはバンドー化学やトーカロ、オリバーソースといった著名な企業の本社が立地するなど企業も多い。ポートアイランドで勤務している人を幅広く受け入れることで、高効率でワクチンが接種できる可能性が高いと判断した。

 接種や予診を担当するのは、神戸医療産業都市に拠点を置き、集中治療室(ICU)を遠隔支援する「T-ICU」だ。神戸医療産業都市のほぼ中央にあり、新交通ポートライナーの医療センター(市民病院前)駅と歩道橋で直結している「神戸臨床研究情報センター(TRI)」の2階を会場に予定している。1回目の接種は7月14〜21日の平日、2回目の接種を8月中旬ごろに実施する予定だ。

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