兵庫県、関西電力の株主総会に質問書 脱炭素化など4項目

 兵庫県は22日、関西電力(9503)が25日に開催する株主総会に向けて、同社に質問書を送付したと発表した。質問は「脱炭素化」「原子力発電」「電力の安定供給」「組織・経営改革」の4項目とした。兵庫県は2020年9月に「2050年二酸化炭素排出実質ゼロ」を表明。今年3月には「兵庫県温暖化対策推進計画」で、再生可能エネルギーでの発電量を30年に80億キロワット時と、19年の2倍に増やす計画だ。関西電力でも再生可能エネルギーの活用や、燃焼時に二酸化炭素を発生させない水素の活用などについて方針を聞く考えだ。

 このほか原子力発電への過度な依存に関する認識や、安全対策の徹底について方針について質問。1月の寒波で電力需給が逼迫したことから、今後の電力の安定供給に向けた対策も聞く。さらに、福井県高浜町元助役から役員らが多額の金品を受け取っていた問題を受け、業務改善計画を作成したにもかかわらず、カルテルの疑いで今年3月に公正取引委員会の立ち入り検査があったと指摘。経営改革が進んでいるか「疑念を抱かざるをえない」として、同社のガバナンス(企業統治)やコンプライアンス(法令順守)に関する見解もただす。

 兵庫県は関西電力の株式を約228万1944株(約0.3%)を保有する。

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