井戸兵庫知事「後退して合わせるのは控えたい」 大阪・京都は土日も酒類提供

20210621井戸知事会見

 兵庫県の井戸敏三知事は21日の定例記者会見で、京都府、大阪府、兵庫県の3県のうち兵庫県だけ土日に飲食店の酒類提供を実質禁止したことについて「施策を後退して合わせるのは控えたほうがいい」と述べ、京都府や大阪府と同様に、毎日酒類を提供できるようにはしない方針を強調した。「大阪から兵庫に流れるほうが、(兵庫から大阪よりも)可能性としてボリュームが大きいのではないか」との見方を示し、兵庫県による土日の酒類提供禁止が人の動きを抑制する意義があると主張した。

 人の流れを抑えるには、兵庫県の翌日に措置を決定した大阪府と京都府に合わせて、土日の酒類提供を認めるのも一案ではないか、との記者の質問に答えて述べた。井戸氏は、平日の昼間に飲酒を楽しむ「昼飲みは、時間が長引いてリスクが高い場面であることは間違いないので、そうしたリスクを避けたいという思いでやっており、ぜひ協力してほしい」と語った。

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