住友ゴムが続落、6%下落 業種別指数「ゴム製品」が下落率トップ

20191231神戸株ワッペン

終値 1486円 -95円(-6.01%)

 21日の東京株式市場では、住友ゴム工業(5110)が続落した。一時は前週末比105円安の1476円まで下落した。終値でも6%下落し、神戸市に本社を置く上場会社で最も値下がり率が大きかった。米早期利上げに対する警戒感から、景気敏感株への売りを発端に幅広い銘柄が売られる流れに押された。業種別東証株価指数(TOPIX、33業種)の「ゴム製品」は3.58%の下落と、値下がり率は全業種の中で最も大きかった。

 同社株は1月12日に、5日移動平均が25日移動平均をしたから上に突き抜ける買いシグナル「ゴールデンクロス」を形成して以来、おおむね25日移動平均を下値支持として右肩上がりの展開だった。1月8日から6月18日までの値上がり率は68.55%と拡大していただけに、利益確定の売りが出やすかった面があった。21日はひとまず25日移動平均を下回ると下げ渋る展開になった。今後同社株が戻りを試すか正念場といえる。

 同業では浜ゴム(5101)、TOYO(5105)、ブリヂストン(5108)がそろって下落した。

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