神戸市、午後7時までの酒類提供「現実的」の見解 危機管理監

 神戸市の山平晃嗣・危機管理監は18日に開いた同市の新型コロナウイルス感染症対策本部の会議終了後に記者団の取材に応じた。兵庫県が飲食店に対して、平日午後7時までの酒類販売を認めたことについて「現実的な対応をしていただいたと、神戸市としては考えている」との見解を述べた。神戸市は、緊急事態宣言からまん延防止等重点措置への移行に向けて、兵庫県に「飲食店については事業者のことも考えた、現実的な対応をしてほしいと申し上げていた」という。

 神戸市独自で飲食店向けの感染対策を実施するか、との記者の質問には「基本的に飲食店対応は県の役割になっており、さまざまな取り込みが行われている」と説明。「神戸市はワクチン接種に全市の力を投入して、がんばっていくという役割分担だと考えている」と話していた。

 兵庫県は17日に、まん延防止等重点措置の期間中は対象地域で政府の対処方針に従う、飲食店などに営業時間を午後8時までに短縮し、酒類の提供は午後7時までにするよう要請することを決めた。さらに兵庫県独自の対策として、対象地域の飲食店などで土日に酒類を提供しないよう求める。

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