5月の神戸市消費者物価、8カ月連続で前年比下落 携帯電話・通信料など下落

20210618消費者物価

 兵庫県が18日に発表した5月の神戸市消費者物価指数(2015年=100)は、生鮮食品を除く総合が前年同月比0.6%下落の102.1になった。同指数が前年比で下落するのは8カ月連続。大手の携帯電話会社の格安サービスが相次いで始まったことなどから、「通信料(携帯電話)、携帯電話機」が14.3%下落したことなどが影響した。ガス代も前年比で4.0%下落と、下げが続いた。

 10大費目別の指数を前年同期比で見ると、大幅に下落した通信料・携帯電話機含む「交通・通信」、ガス代を含む「光熱・水道」のほか、「生鮮食品除く食料」「住居」「保健医療」「教育」「教養娯楽」「被覆および履物」の8費目が下落した。半面、「家具・家事用品」「諸雑費」の2費目が上昇した。

 全国統計では、総務省が同日発表し5月の全国消費者物価指数(2015年=100、生鮮食品を除く総合)は101.7と前年同月比で0.1%上昇と14カ月ぶりの上昇。前月比(季節調整値)では0.2%の上昇と、2カ月ぶりに上昇した。

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