トーホー、5月の売上高16.4%増 C&Cは前年同月下回る
- 2021/06/09
- 20:49
トーホー(8142)が発表した5月の売上高動向は、全店全業態ベースで前年同月比16.4%増になった。2カ月連続で前年同月を上回った。前年同月に新型コロナウイルスの緊急事態宣言の影響で、休業や営業時間短縮、消費者の外出自粛で需要が落ち込んだ反動が表れた。主力の業務用食品卸売り(DTB)は40.4%増と大幅に伸び、3カ月連続で前年同月を上回った。
「A-プライス」などを展開するキャッシュアンドキャリー(業務用食品現金卸売り、C&C)は18.5%減。新型コロナによる外出控えや、店舗数の減少が響いた。「トーホーストア」の食品スーパー事業は、昨年の「巣ごもり需要」で急増した反動で7.8%減。フードソリューションは前年同月に緊急事態宣言を受けて需要が落ち込んだ反動で34.8%増だった。既存店ベースでは、C&Cが17.7%減、食品スーパーは9.0%減になった。
「A-プライス」などを展開するキャッシュアンドキャリー(業務用食品現金卸売り、C&C)は18.5%減。新型コロナによる外出控えや、店舗数の減少が響いた。「トーホーストア」の食品スーパー事業は、昨年の「巣ごもり需要」で急増した反動で7.8%減。フードソリューションは前年同月に緊急事態宣言を受けて需要が落ち込んだ反動で34.8%増だった。既存店ベースでは、C&Cが17.7%減、食品スーパーは9.0%減になった。
前年同月の動向と掛け算すれば、5月の売上高動向はトーホー全体で19年5月との比較で約27%減、DTBで同33%減程度だったことが分かる。新型コロナの影響は、昨年よりも小さくなったとはいえ依然として継続しているといえる。
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