大丸神戸店、5月の売上高83.5%増 前年同月との営業条件の差で

 J・フロントリテイリング(3086)が1日に発表した大丸神戸店の5月の売上高動向は、前年同月比83.5%増だった。4カ月連続で前年同月を上回った。2020年5月は1〜6日に全館休業、7〜18日に食料品売り場のみ営業、19日から全館で営業を再開した。一方、21年5月11日まで食料品売り場のみ営業したほか12日から平日は全館で営業再開(土日は食料品売り場のみ営業)になった。こうした営業条件の差が売上高に表れた。品目別では引き続き高額品が堅調。高級ブランドの婦人服・婦人洋品のほか、美術品・呉服・宝飾品が対前年で伸びた。

 大丸芦屋店の売上高は前年同月比2.34倍になった。半面、食品のウエートが高く前年同月に食品売り場の営業を継続していた大丸須磨店は同6.3%増にとどまった。

 大丸松坂屋百貨店の国内既存店(免税売上高などを除く)売上高は、19年5月との比較では49%減だった。19年5月との比較は店舗別では明らかにしていない。

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