神戸市、65歳未満の接種券発送6月11日から 24日までに全住民・接種会場も拡充
- 2021/05/28
- 14:42
神戸市の久元喜造市長は28日の定例記者会見で、6月11日から65歳未満の約90万人にも新型コロナウイルスのワクチン接種券を順次発送すると発表した。6月24日までに全住民向けの接種券発送を終える見通しだ。予約の受け付けは60〜64歳または基礎疾患を持つ人などを優先。60歳未満の健康な人は7月5日から順次、受け付けを開始する。さらに7月下旬にかけて集団接種会場の増設などで、接種を加速させたい考えだ。
60〜64歳、または基礎疾患がある人や福祉サービスの従事者といった優先予約の対象者は6月11日から予約を受け付ける。次に、マスクを付けない子供たちと活動する保育所や幼稚園、特別支援学校などに務める保育士や教職員などの予約を6月30日から受け付ける。続いて7月5日から10歳刻みに受け付ける年代層を増やし、もっとも若い16〜29歳は7月20日から受け付ける予定だ(図=神戸市の配布資料より)。
65歳未満を対象にすると通勤や通学のため、土日に接種を希望する人が増える可能性が高い。ただ、できるだけ早く接種が進むには平日も接種を継続することが必須だ。このため久元市長は「誰もがワクチンを接種しやすい環境にすることが大事」として、神戸商工会議所や神戸経済同友会など経済団体のほか、各種の業界団体などに「ワクチン休暇」の創設などを呼びかける。
60〜64歳、または基礎疾患がある人や福祉サービスの従事者といった優先予約の対象者は6月11日から予約を受け付ける。次に、マスクを付けない子供たちと活動する保育所や幼稚園、特別支援学校などに務める保育士や教職員などの予約を6月30日から受け付ける。続いて7月5日から10歳刻みに受け付ける年代層を増やし、もっとも若い16〜29歳は7月20日から受け付ける予定だ(図=神戸市の配布資料より)。
65歳未満を対象にすると通勤や通学のため、土日に接種を希望する人が増える可能性が高い。ただ、できるだけ早く接種が進むには平日も接種を継続することが必須だ。このため久元市長は「誰もがワクチンを接種しやすい環境にすることが大事」として、神戸商工会議所や神戸経済同友会など経済団体のほか、各種の業界団体などに「ワクチン休暇」の創設などを呼びかける。
神戸市では当初、高齢者への接種を7月末までに終える計画だった。だが、31日にノエビアスタジアム神戸の大規模接種会場を開設することで、1日あたり7300人に接種できるようになる。このため「7月中旬ごろから65歳未満の接種をスタートできるようになった」(久元市長)という。
さらに神戸市は集団接種会場の増設や、大規模接種会場での接種回数の上積みなどで、7月下旬までには1日に1万9000人程度まで接種できるようにしたい考えだ。今後、接種を担当する医師・看護師の配置などについて詰める。
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