ロック・フィールド「ベジテリア」でストローなど紙製に プラスチック削減
- 2021/05/27
- 20:36
サラダや総菜などを製造販売するロック・フィールド(2910)は27日、同日から野菜ジュースなどを販売する店舗「ベジテリア」で、紙製のカップ、フタ、ストロー(写真=ロック・フィールド提供)の使用を始めたと発表した。まず5店舗で紙製カップなどの使用を開始。22年前半までに、すべてのベジテリアでカップなどを紙製に切り替え、使い捨てプラスチックの使用量を削減する。
27日から紙製カップなどの使用を開始したのは高島屋横浜店(横浜市西区)、高島屋玉川店(東京都世田谷区)、阪急うめだ本店(大阪市北区)、神戸阪急店(神戸市中央区)、川西阪急店(川西市)。カップなどを紙製に切り替えにるのに合わせて、飲み口が付いたフタを導入。ストロー自体の使用量削減もめざす。
今回の紙製カップなどの採用は、2030年をめどに店舗で使用するすべての包装材を、植物由来や認証済みの環境配慮素材に切り替える一環だ。レジ袋は従来のプラスチック製から、植物由来の原料を30%配合したバイオマスプラスチック製に切り替えが進んでいる。レジ袋とは別の簡易包装に使う袋は、石灰石が主原料の環境配慮素材LIMEX(ライメックス)製への切り替えを完了した。
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