「探してもらう、は難しい」 神戸市などメドテックグランプリ参加者募集でセミナー

20210526メドテック

 神戸市と神戸医療産業都市推進機構、人材教育のリバネス(東京都新宿区)は26日、ライフサイエンスに関する事業プランのコンテスト「第4回メドテックグランプリKOBE」への参加を促すセミナーをテレビ会議システムを通じて開催した(写真)。過去の入賞者らが出場したときの経験などをパネル討論で語り合い、プレゼンテーションの指導や、審査員から多方面での評価や指摘を受けたことが役に立った、と口々に話していた。

 パネル討論では、2019年の第2回に出場した核酸だけでのゲノム編集技術を持つ「Nexuspiral」(ネクサスパイラル)の増田直之代表(写真右上)が、有望な技術を持っていても「探してもらうのを待っていては、なかなか難しい」と述べ、資金調達のために自ら情報発信することの重要さを指摘した。同じく第2回に出場し、涙に含まれる物質でのがん検知をめざす「Team Tear Exo」(チームティアエクソ)の竹内俊文氏(写真右下)も、企業などからの資金調達には知名度が大きな力になったと強調した。

 パネル討論には、再生医療技術を活用した研究用血球様細胞を製造するマイキャン・テクノロジーズの宮崎和雄代表(写真左下)も参加した。神戸医療産業都市に進出している約370社のうちスタートアップは58社。スタートアップの間でも「横のつながり」が広がりつつあるという。昨年のメドテックグランプリに応募があった106件のうち、約半数が起業前の案件だった。主催者らは「先輩の起業家に出会えるのもメドテックグランプリへの参加をきっかけに、神戸で起業するメリット」と呼びかけた。

 参加応募の締め切りは7月9日。応募にはまず、専用サイトでリバネスの会員登録が必要だ。応募者にはプレゼンテーションの上達や事業プランの改善を支援する。上位チームによる最終選考会(デモデイ)は10月9日に神戸市内で開催する予定だ。

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