住友ゴムが反発、年初来高値 足元好調に「タイヤがセンサー」技術で期待も

20191231神戸株ワッペン

終値 1460円 +20円(+1.39%)


 24日の東京株式市場では住友ゴム工業(5110)が反発した。一時は前週末比28円高の1468円まで上昇。18日に付けた1467円を上回り、4営業日ぶりに年初来高値を更新した。12日に1〜3月期の連結決算(国際会計基準)を発表し、営業利益が前年同期比5.7倍の155億円と好調。21年12月期通期の業績予想を上方修正したのも買い材料視され、利益確定の売りを消化しながら上昇基調を維持している。

 タイヤ自体をセンサーとして活用し、タイヤの空気圧や路面状態などを計測する住友ゴムの技術「センシングコア」に期待する声も一部で出ていた。「自動車が自動運転になればタイヤの役割が大きくなる」といった見方が背景にあるという。タイヤから収集した自動車や路面の情報を活用する事業につながれば、新たな収益源として存在感が出てくるのではないか、といった期待も広がりつつある。

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