首相、神戸で「外国人に住みやすい街を」 久元神戸市長と話す
- 2017/06/25
- 20:50
久元喜造神戸市長は25日付でブログを更新し、24日に安倍晋三首相が「外国人にとって神戸が住みよい街になるよう取り組んでください」と久元氏に話したと明らかにした。再生医療や創薬といった先端的な医療分野などで、優れた研究者らを海外から日本に呼び寄せることの重要性を念頭に話したという。
安倍氏は23〜24日に神戸市を訪問。24日午前に安倍氏が理化学研究所の多細胞システム形成研究センターを視察した。久元氏によると、その後の意見交換の中で話したという。再生医療や創薬について話題になったほか、安倍氏は海外からの研究者が理研にどの程度、在籍しているかなどにも関心を示したとしている。
久元氏はブログで、安倍氏の発言を受けて「アジア太平洋地域の大都市は、優れた人材をいかに呼び込んでいくのかについて強烈な問題意識を持っています」とも指摘。経済財政運営の基本方針(骨太の方針)に盛り込まれた英語などでも職に就ける環境整備について、自治体運営にも反映したい意向を改めて示した。
24日付の各紙朝刊が掲載した「首相動静」によると、安倍氏は23日夜にも久元氏と神戸製鋼所の川崎博也会長兼社長らと会食したもよう。7月2日に投開票する兵庫県知事選や、10月中にも実施する久元氏の任期満了に伴う神戸市長選について意見交換したか、明らかにしていない。
安倍氏は23〜24日に神戸市を訪問。24日午前に安倍氏が理化学研究所の多細胞システム形成研究センターを視察した。久元氏によると、その後の意見交換の中で話したという。再生医療や創薬について話題になったほか、安倍氏は海外からの研究者が理研にどの程度、在籍しているかなどにも関心を示したとしている。
久元氏はブログで、安倍氏の発言を受けて「アジア太平洋地域の大都市は、優れた人材をいかに呼び込んでいくのかについて強烈な問題意識を持っています」とも指摘。経済財政運営の基本方針(骨太の方針)に盛り込まれた英語などでも職に就ける環境整備について、自治体運営にも反映したい意向を改めて示した。
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