JCRファーマ反落、値下がり率9位 ワクチン「公的な接種見送り」

20191231神戸株ワッペン

終値 3205円 -170円(-5.04%)

 21日の東京株式市場では芦屋市に本社を置くバイオ医薬品開発のJCRファーマ(4552)が大幅に反落した。東証1部の値下が率ランキングで9位。一時は前日比220円安の3155円まで下げた。厚生労働省は21日の厚生科学審議会(厚労省の諮問機関)の分科会で、英アストラゼネカ製の新型コロナウイルスワクチンについて当面は公的な接種を見送ると決めた。これが前場中ごろに伝わると、同社がアストラゼネカから原液の製造を受託する、同ワクチンの需要が伸びないことへの懸念が売りを呼んだ。

 接種後に血栓ができる事例が確認されたため、接種を推奨する対象者などを引き続き検討する必要があると判断した。20日の厚労省部会が米モデルナのワクチンとともに特例承認を了承していただけに、市場では公的な接種に使わないことに意外感があると受け止められた。政府が調達した接種1億2000万回分のアストラ製ワクチンのうち、JCRファは9000万回分を神戸市内の工場で製造。第一三共(4568)と明治ホールディングス(2269)傘下のKMバイオロジクス(熊本市)が製剤化を担当している。

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