シスメックス、神戸市にもゲノム解析拠点 川崎市と2拠点体制に

 医療用検査機器のシスメックス(6869)は18日、神戸市西区の「研究開発センター」にゲノム解析拠点を開設すると明らかにした。ポートアイランド(神戸市中央区)から移転して17日に稼働した新型コロナウイルスのPCR検査機関に併設。研究開発センターを臨床応用拠点として活用する一環だ。PCR検査機関の移転についての記者会見の中で、シスメックスの浅野薫専務(メディカロイド社長)が話した。

 シスメックスが提供する「がんゲノム医療」に関係するゲノム解析は現在、子会社の理研ジェネシス(川崎市川崎区)が一元的に引き受けている。がんゲノム医療の普及によって解析能力の強化が求められるなか、リスク分散の観点からも関東と関西の2拠点体制にする必要があると判断した。神戸に拠点があることで、神戸市立神戸アイセンター病院と共同で進めている「目のゲノム医療」の開発にも寄与する見込みだ。

 シスメックスの研究開発センターは、阪神高速7号北神戸線の前開ランプから自動車で3分程度の好立地。西日本全体のゲノム解析の拠点として機能する可能性もある。具体的な解析能力などは今後詰める。開設する時期などは詳細は決まっていないが、ひとまず年度内の開設をめざして調整するもようだ。

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