ノーリツ、今期最終黒字76億円に上方修正 高付加価値品・海外回復で

20210517ノーリツ決算

 ガス給湯器大手のノーリツ(5943)は17日、2021年12月期の連結最終損益が76億円の黒字(前期は30億円の赤字)になりそうだと発表した。従来予想である58億円から上方修正し、黒字幅が拡大する。新型コロナウイルスの感染拡大で厳しいと想定していたが、国内外での販売が想定以上に堅調に推移しているという。素材価格の上昇を吸収する。

 売上高は4%増の1910億円、営業利益は34%増の64億円を見込む。国内では除菌機能が付いた最上位機種が好調で、採算改善に寄与した。海外では中国と北米での売上高が回復しており、当初想定した業績を上回る見込みになったという。

 年間配当金は前期比48円増の83円と、従来予定の64円に積み増す。中間配は32円の予定を維持し、期末配当を51円に増やす。ノーリツは連結配当性向で50%、または連結純資産配当率(DOE)で2%のいずれか高い額を配当総額のめどとした。このため純利益の予想に合わせて配当予定も引き上げたとしている。

 同時に発表した21年1〜3月期の連結決算は、最終損益が40億円の黒字(前年同期は64億円の赤字)だった。前年同期に特別損失として計上した構造改革費用がなくなったうえ、投資有価証券売却益を特別利益として計上したことなどが寄与した。売上高は10%増の491億円、営業損益は31億円の黒字(前年同期は4億5500万円の赤字)になった。

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