トーホー、4月の売上高42.2%増 反動増で業務用食品卸ほぼ倍増
- 2021/05/17
- 11:22
トーホー(8142)が発表した4月の売上高動向は、全店全業態ベースで前年同月比42.2%増になった。14カ月ぶりに前年同月を上回った。前年同月に新型コロナウイルスの緊急事態宣言の影響で、休業や営業時間短縮、消費者の外出自粛で需要が落ち込んだ反動が表れた。主力の業務用食品卸売り(DTB)は92.8%増とほぼ倍増し、2カ月連続で前年同月を上回った。
「A-プライス」などを展開するキャッシュアンドキャリー(業務用食品現金卸売り、C&C)は2.3%減。新型コロナによる外出控えや、店舗数の減少が響いた。「トーホーストア」の食品スーパー事業は、昨年の「巣ごもり需要」で急増した反動で13.9%減。フードソリューションは、建設関連子会社で月内完工が減り、3.9%減だった。既存店ベースでは、C&Cが1.8%減、食品スーパーは15.2%減だった。
前年同月の動向と掛け算すれば、4月の売上高動向はトーホー全体で19年4月の87%程度、DTBで同83%程度だったことが分かる。昨年よりも新型コロナの影響は薄らいだとはいえ、本格的な回復とはいいにくい状況が続いているとみられる。
「A-プライス」などを展開するキャッシュアンドキャリー(業務用食品現金卸売り、C&C)は2.3%減。新型コロナによる外出控えや、店舗数の減少が響いた。「トーホーストア」の食品スーパー事業は、昨年の「巣ごもり需要」で急増した反動で13.9%減。フードソリューションは、建設関連子会社で月内完工が減り、3.9%減だった。既存店ベースでは、C&Cが1.8%減、食品スーパーは15.2%減だった。
前年同月の動向と掛け算すれば、4月の売上高動向はトーホー全体で19年4月の87%程度、DTBで同83%程度だったことが分かる。昨年よりも新型コロナの影響は薄らいだとはいえ、本格的な回復とはいいにくい状況が続いているとみられる。
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