GセブンHDの今期、純利益3%増に 業務スーパーなど49店舗出店へ
- 2021/05/16
- 02:13

「業務スーパー」「オートバックス」の加盟店を展開するG-7ホールディングス(7508)は14日、2022年3月期の連結純利益が前期比3%増の50億円になりそうだと発表した。食品スーパー「業務スーパー」と精肉店「お肉のてらばやし」を中心に、期中に49店舗の出店を計画。増収で出店費用を吸収する計画だ。すでに4月は埼玉県と長崎県に各1店舗をオープンした。
売上高は7%増の1750億円、営業利益は5%増の74億円を見込む。前期末時点で「業務スーパー」は165店舗、「てらばやし」は143店舗。既存店舗では機会をとらえて積極的に改装し、収益性を高める。加えて前期から連結対象になった「99イチバ」が東京都と神奈川県で展開する食品スーパー「miniピアゴ」の72店舗も、足元で好調に推移している。
年間配当金は70円(うち中間35円)と前期比4円の増配を予定する。前期は普通配当50円(うち中間25円)に加え、創立45周年とあって期末に16円の記念配を実施することも決めた。
同時に発表した21年3月期の連結決算は、純利益が前の期比38%増の48億円だった。新型コロナウイルスの感染拡大を受けた「巣ごもり消費」で食品関連が総じて好調だったほか、厳冬を受けて「オートバックス」では冬用タイヤの販売が伸びた。売上高は23%増の1635億円、営業利益は70億円になった。
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