阪神燃の前期、純利益47%減 主機関など回復鈍く今期3%増に
- 2021/05/16
- 00:48
売上高は18%減の94億円、営業利益は50%減の4億7200万円になった。国内販売は微減にとどまったが、輸出については主機関で約7割減、部品で約3割減と大幅に落ち込んだ。出張を取りやめるなど営業経費を大きく削ったが、原材料メーカーからの値上げ要請も相次いだ。同社は21年3月期の予想を開示していなかった。
同時に示した22年3月期の連結業績予想は、税引き利益が前期比3%増の3億7000万円になる見通し。新型コロナのワクチン普及で経済活動を再開する動きは追い風だが、海外からの受注回復は緩やかにとどまるとみている。営業利益は6%増の5億円と、コロナの影響が小さかった20年3月期(9億3700万円)を大きく下回る。
売上高は前期比2%増の96億円になる見通し。ただ今期から収益認識に関する新基準を適用することで、押し下げられた。前期と同じ基準で想定すると6%増の100億円になるという。ただ20年3月期の115億円には届かない。
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