石原ケミカル、今期純利益3%増に 営業益15期ぶり最高を見込む

20210515石原ケミ

 ハンダめっき液大手の石原ケミカル(4462)は14日、2022年3月期の連結純利益が前期比3%増の15億円になりそうだと発表した。金属表面処理剤はパソコンやサーバーの需要拡大が引き続き追い風。前期の後半に回復した需要が継続するとみられるうえ、品ぞろえに加わった装飾めっきも寄与する。前期に特別利益で計上した投資有価証券売却益は減少するが、増収効果での吸収を想定し、前期に続き過去最高になる見通し。

 売上高は10%増の186億円、営業利益は20%増の20億円と過去最高を見込む。営業利益は07年3月期以来15期ぶりの過去最高。自動車向けのエアコン洗浄剤は、新型コロナウイルスの感染拡大を受けた抗菌・抗ウイルス・換気などへの関心の高まりから、昨年6月以降に急速に回復。引き続き順調に推移しているという。前期は新型コロナの影響で鉄鋼や化学業界の動きが止まり、大きく影響を受けた工業薬品も回復の見通しだ。

 最高益の見通しを受けて、年間配当金は前期比3円増の46円(うち中間23円)を予定する。前期は3月期末だけ23円配としたが、今期は中間配当も前年同期比3円増の23円にする。増配は3期連続。

 同時に発表した21年3月期の連結決算は、純利益が前期比43%増の15億円だった。同社は3月23日に同期の業績予想を上方修正。半導体や電子部品向けの金属表面処理剤が想定以上に堅調だったとしていた。売上高は1%増の169億円、営業利益は18%増の17億円だった。

▽関連記事

関連記事

広告

コメント

コメントの投稿

非公開コメント

広告

広告

神戸経済ニュース twitter

神戸経済ニュースについて

神戸経済ニュース

Author:神戸経済ニュース
神戸市域の景気・企業・金融・経済政策などにまつわる話題を随時お伝えします。すべての記事が書き下ろしです。詳しくはこちら。

広告