神戸市、独自の大規模接種会場25日から 1日に2000人の接種可能に

 神戸市は13日、同市が独自で開設する新型コロナウイルス対策ワクチンの大規模接種会場を25日から稼働させると発表した。大規模接種会場は神戸市中央区の「神戸ハーバーランドセンタービル」に開設するのを7日に発表していたが、日程や体制など詳細を決めた。同会場では1日に約2000人と、他の接種会場(平均1日に220人)の約9倍程度の規模になる。

 同会場でのワクチン接種は歯科医師20人と看護師8人で対応する。ワクチン接種が可能か事前に判断する「予診」や、副反応が発生したときに対応する医師は4人程度が常駐。問診や接種補助などを担当する看護師は86人、薬液を希釈して注射の準備をする薬剤師または看護師は24人の体制とする。

 使用するワクチンは他の集団接種会場と同じファイザー製を予定する。同会場での接種は、14日から予約を受け付ける。20日には大規模なシミュレーション(予行演習)を実施して、手順を確認する予定だ。あわせて同会場を担当する看護師を募集する。13日の定例記者会見で久元喜造市長が説明した。

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