山陽電の今期、純利益4.8倍の20億円に 乗客回復・百貨店も休業日減で

20210513山陽電決算

 山陽電気鉄道(9052)は13日、2022年3月期の連結純利益が前期比4.8倍の20億円になりそうだと発表した。新型コロナウイルスの感染防止を目的とした外出自粛の影響が、昨年に比べると縮小。運輸業は鉄道を中心に乗客数が回復する見通しだ。百貨店も臨時休業の日数が前期に比べると減り、来店客数は増加。増収効果で増益を予想する。

 売上高に相当する営業収益は17%減の361億円、営業利益は3.4倍の26億円を見込む。前期は部門(セグメント)別で営業赤字だった運輸業は今期、黒字を回復する見通しだ。業績予想の前提として新型コロナの影響が広がる前の20年3月期との比較で、運輸業の鉄道・定期外収入は約17%減、鉄道・定期収入は約8%減、流通業の百貨店業は約10%減を想定した。

 今期から収益認識の新基準を適用するのが、見かけ上の減収要因になる。前期と同じ基準で営業収益を予想すると466億円と、7%の増収になる計算だ。新基準は利益に影響しない。前期は中間配を見送り年間で15円とした配当金は、今期15円増配の30円(うち中間15円)と、20年3月期と同じ水準に戻す。

 同時に示した21年3月機の連結決算は、純利益85%減の4億2200万円だった。新型コロナの影響による運輸業、流通業の減収が響いた。営業収益は16%減の434億円、営業利益は81%減の7億8100万円になった。

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