バンドー、今期純利益14%増 自動車部品・産業資材とも回復続く

20210513バンドー決算

 伝導ベルト大手のバンドー化学は13日、2022年3月期の連結純利益(国際会計基準)が前期比14%増の45億円になる見通しだと発表した。前期の前半を中心に大きかった、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う影響が縮小する見通し。主力の自動車部品事業、産業資材事業ともに、前期の後半からの需要回復が継続するとみる。半導体不足による自動車の生産減などに警戒感が残るとしながらも、増収効果で増益を確保する見通しだ。

 売上高に相当する売上収益は前期比11%増の900億円、営業利益は21%増の65億円を見込む。売上収益は新型コロナの影響が拡大する前の20年3月期(902億円)に迫る水準までの回復を見込む。一方で、同期に実施した子会社ののれんの減損処理などは今期に予定しておらず、営業利益の水準は同期(20億円)を大きく上回る見通し。前期に実施した原価低減の効果も通年で寄与する。

 年間配当金は前期比6円増配の32円(うち中間16円)を予定する。20年3月期と同じ水準に戻す。

 同時に発表した2021年3月期の連結決算は、純利益が前の期比5.8倍の39億円だった。下期にかけて自動車部品事業を中心に、収益の回復が想定を上回った。子会社ののれん減損処理を実施した前の期を上回った。国内外で移動が制限され、出張旅費や交通費が減ったことなども寄与し、営業利益は前の期比2.6倍の53億円。ただ新型コロナが影響した需要減で売上収益は10%減の813億円だった。

 期末配当金は前年同期比4円増配の20円と、従来予定の16円から積み増した。ただ中間配を6円にとどめたことで、年間配当金は前の期比6円減の26円とした。

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