ヒラキが反落、6%超下落 今期純利益2割減の見通しを嫌気

20191231神戸株ワッペン

終値 1036円 -73円(-6.58%)

 10日の東京株式市場では格安靴を販売するヒラキ(3059)が反落。一時は前日比105円安の1004円まで下落した。前週末7日大引け後に、2021年3月期決算を発表。同時に示した今期予想は、連結純利益が前期比20%減の4億5000万円と、顕著な減益になる見通しを嫌気した売りが朝方から先行した。前日まで3日続伸して、この間に4.62%上昇していたこともあり、利益確定の売りも出やすかった面があった。

 ただ下値では押し目買いも入り、下げ渋った。同社は新型コロナウイルスの感染拡大が影響し、通信販売が伸びて前期の利益率が改善した。足元では新型コロナの緊急事態宣言の延長で、兵庫県では土日に、大阪では土日も平日も大型商業施設が閉店する。通販の需要が続くとの見方もできそうだ。株価が1000円に接近する場面では3月8日に付けた年初来高値の1135円から見た値ごろ感も、意識されやすかったもようだ。

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