優勝の三崎さん「世界一めざす」 あめ細工競う神戸洋菓子職人道

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 兵庫県洋菓子協会(神戸市灘区)と神戸ファッション協会(神戸市中央区)が4月30日に開催した「神戸洋菓子職人道」では、シュゼット・ホールディングス(西宮市)の三崎隆平さん(26)が優勝した。ちょうど5時間で大型のあめ細工を仕上げるコンテストだが、仕上がりはもちろん手際のよさや器具の使い方など、見えるものすべてが審査対象だ。カタツムリをモチーフに、梅雨をテーマにした作品を完成させた(写真右)。

 カタツムリの殻を作るのに、ポンプであめを膨らませる「シュクル・スフレ」という方法を使った。「あめが軟らかすぎると破裂してしまうので、固さには特に気を使って練習してきた」と三崎さんは話す。表面の色は「グラデーションになると立体的に見えるが、その分、難しくなるので意識して練習した」という。カタツムリらしく見せるため、いろんな画像や動画を検索してカタツムリの動きも考えながら形を決めた。

 当初の予定では、大丸神戸店(神戸市中央区)で4月29日から開幕する「洋菓子フェスタ in Kobe」で、あめ細工の競技も実施する予定だった。ただ新型コロナウイルスの緊急事態宣言で大丸神戸店が臨時休業。このため今回は兵庫県洋菓子協会のキッチンで、無観客で競技を開催した。表彰式では兵庫県洋菓子協会の会長を務めるレーブドゥシェフ(神戸市垂水区)の佐野靖夫代表(写真左)から賞状と賞金10万円、欧州への研修旅行の権利を受け取った。

 神戸洋菓子職人道の大会は19年に続き今回で2回目。現在の神戸や兵庫県下で活躍するパティシエ(洋菓子職人)には、国内外のコンクールや大会で上位の入賞者が少なくない。これに続く人材を育てるのを目的に大会を企画したという。三崎さんに今後の目標を聞くと、会社の先輩である「駒居(崇宏)さんのような、あこがれのシェフはたくさんいて、同じように世界一をめざしてがんばりたい」と頼もしい答えだった。

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