シャルレの前期、最終赤字13億円に縮小 シャワーヘッド好調で

20210501シャルレ修正

 女性下着の訪問販売が主力のシャルレ(9885)は4月30日、2021年3月期の連結最終損益が13億円の赤字(前の期単独は7300万円の黒字)になったようだと発表した。従来予想である18億円の赤字から上方修正し、赤字幅が縮小した。新たに連結対象にしたシャワーヘッド製造と販売の2社が好調で、想定を上回ったのが寄与した。新型コロナウイルスの感染拡大が影響して、女性下着の販売が伸び悩んだのを補った。

 売上高は前の期単独比12%減の137億7100万円、営業損益は7億7500万円の赤字(前の期単独は4億7900万円の黒字)になった。従来予想は137億7000万円、12億5500万円の赤字だった。売上高は女性下着が販売が想定を下回った分とほぼ同額、シャワーヘッドが想定を上回った。相対的に高採算のシャワーヘッドの比率が高まったほか、女性下着の配送費用など販売に関連する費用が減り赤字幅が縮小した。

 同社は13日大引け後に2021年3月期決算の発表を予定している。

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