神戸市、独ハンブルグ市と経済交流を継続で覚書 医療分野を追加
- 2021/04/30
- 00:30
神戸市は、独北部の港湾都市であるハンブルグ市と、経済交流を継続する覚書を結んだ。温暖化ガスの排出削減など環境技術や水素エネルギー、医療などの分野で連携を進める。締結式は23日にテレビ会議形式で開催。神戸市の久元喜造市長とハンブルグ市のピーター・チェンチャー市長がそれぞれ覚書に署名した。(写真=神戸市提供)
従来の共同宣言では連携する対象の分野に含まれていなかった医療と水素エネルギーの分野について、今回の覚書で追加することで昨年12月の両市長会談で一致。神戸医療産業都市推進機構と現地のフラウンホーファー分子生物学・応用生態学研究所との間で共同研究を実施するなど、学術面での交流が進んでいることなどを踏まえた。
両市は2018年4月に3年間の期限で結んだ「神戸市と自由ハンザ都市ハンブルクとの連携・協力に関する共同宣言」を結んでいた。3月で期限を迎えたことから覚書の形式で協力関係の継続を確認した。両市長は2020年12月にもテレビ会議システムを通じて会談し、共同宣言を継続して経済交流を深める方針で合意していた。
従来の共同宣言では連携する対象の分野に含まれていなかった医療と水素エネルギーの分野について、今回の覚書で追加することで昨年12月の両市長会談で一致。神戸医療産業都市推進機構と現地のフラウンホーファー分子生物学・応用生態学研究所との間で共同研究を実施するなど、学術面での交流が進んでいることなどを踏まえた。
神戸市側は久元市長のほか、日独友好神戸市議員連盟の会長を務める安達和彦市議や神戸市の西尾秀樹・医療・新産業本部長らが出席。ハンブルグ側ではチェンチャー市長に加え、ハンブルグ市のアルムト・ミュラー国際担当相らのほか、在ハンブルグ日本総領事館の加藤喜久子総領事も出席した。
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