日本麻が2期ぶり復配 前期最終黒字9500万円に上方修正、繰り延べ税金資産で

20210428日本朝修正

 麻袋大手の日本製麻(3306)は27日、2021年3月期の配当金を3円にすると発表した。2円を配当した19年3月期以来2期ぶりに復配する。すでに3月末に配当金を受け取る権利は確定している。同期の連結最終黒字が9500万円(前の期は1000万円の赤字)と、従来予想の3700万円から上振れする見通しになったことで配当を実施すると決めた。同社はこれまで新型コロナウイルスの業績への影響が不透明として、配当予定を示していなかった。

 最終利益の上方修正は、繰延税金資産を5400万円計上したのが主因。最近の業績と今後の見通しから、繰延税金資産が回収できると判断した。自動車向けマット事業の拠点であるタイの子会社が回復基調にあるという。マットの販売は前期の下期に回復基調をたどった。

 売上高は13%減の32億円、営業損益は1100万円の黒字(前の期は3500万円の赤字)を見込む。従来予想は30億円、500万円だった。1回目の緊急事態宣言が発令された昨年4〜5月にスパゲティの需要が急増した食品事業は、下期に利益が減少した。

 同社は5月14日に21年3月期決算を発表する。

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