アサヒHD、今期純利益29%減に 前期に繰り延べ税金資産を計上で

20210427アサヒHD決算

 貴金属リサイクルのアサヒホールディングス(5857)は27日、2022年3月期の連結純利益(国際会計基準)が前期比29%減の182億円になる見通しだと発表した。環境保全事業の回復などで増収になる見通しだが、グループ内再編に伴い前期に約80億円の繰り延べ税金資産を計上した反動が表れる。年間配当計画は90円(うち中間45円)を予定。前期は170円だったが、3月31日の1株を2株に分割したのを考慮すると実質的には増配になる計算だ。

 売上高に相当する売上収益は15%増の1900億円、営業利益は3%増の260億円を見込む。シェア拡大に加えて市場価格の上昇が追い風になった貴金属事業が引き続き拡大する。北米での貴金属製錬分野は取扱量の拡大に加え、金融取引の増加が支え。さらに新型コロナウイルス感染拡大の影響で産業廃棄物の排出量が減少したのが響いた環境保全事業も回復すると予想する。

 同時に発表した21年3月期の連結決算は、純利益が前の期に比べ2.6倍の257億円だった。貴金属価格の上昇を追い風に、リサイクルした金やパラジウムの販売価格、数量とも伸びたことなどが寄与。過去最高益を更新した。売上収益は22%増の1647億円、営業利益は40%増の251億円になった。

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